「何となく気分が沈む」
「何をするにも億劫に感じる」
「ついイライラして怒りっぽくなる」など…。
忙しい日々に追われていると、そんな心の不調を感じる場面が増えることがあります。
他にもめまいや頭痛、動悸、冷えやむくみ、不眠といった不快な症状に悩まされる方も少なくないでしょう。
病院で詳しく検査をして特に原因が見つからない場合には、これらの症状は「疲れ」として一括りにされてしまいがちです。
疲れにも対処が必要な疲れと、そうでない疲れとあります。
運動やスポーツなどで思い切り身体を動かした後に感じる心地よい疲労感は、身体にとってプラスな疲れといえます。一方で、仕事や人間関係で強いストレスを受けてしまうと、たとえ肉体を酷使していなくても身体が重くひどい疲れを感じることがあります。問題となるのはこうした不快な症状を伴う疲れです。
身体に起こる謎の不調の正体
不快な症状を感じる時、私たちの身体ではどう変化が起こるのか。そのカギを握るのが「自律神経」になってきます。
怒りや緊張など強いストレスに直面すると自律神経が乱れてきます。
「ストレスの多い毎日で体調がすぐれない」
「年齢とともに体力や気力の衰えを感じる」…
これらは自律神経の乱れにより引き起こされているかもしれません。
そもそも自律神経とはどんなもの?
私たちの身体には全身の隅々へと伸びる末梢神経が存在するのですが、「体性神経」と「自律神経」に分けられます。
「体性神経」には感覚を伝える「知覚神経」と、手足など筋肉を動かす「運動神経」があります。
「自律神経」は、内臓の働きや血液の流れなど、生命を維持するための機能を司っています。
自律神経は自分の意思でコントロールすることができません。心臓を動かして血液を全身へと送る、呼吸をする、汗をかいたり寒い時に身体を震わせて体温の調節をする、食べ物を消化して栄養素の吸収を行うなど、これらは全て自律神経の働きによって行われています。
また自律神経は興奮作用のある「交感神経」とリラックス作用に働く「副交感神経」に分けられ、意思に関係なく24時間起きていても眠っていても休みなく働き続けています。
私たちの身体を車に例えた時にアクセルの役割をするのが「交感神経」、ブレーキの役割をするのが「副交感神経」になります。
1日を通して必ずどちらかが優位になっており、働くべき時に働き、休むべき時には休むという、生き物本来のメリハリのある活動が可能になっています。
通常人間は日中に交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になります。しかし不規則な生活習慣、仕事や人間関係のストレスなどの原因により、現代人の自律神経のバランスは乱れがちといわれます。
交感神経ばかりが優位になると、全身の血流が悪くなって心身の興奮状態が続いてしまい、不眠状態になってしまったりします。逆に副交感神経が優位な状態が続くと、意欲が上がらず、無気力や疲労感を起こしやすくなります。
アクセルとブレーキのバランスが適切に保たれることで初めて、人間という車は快適に走れるということになります。
当院での改善法
自律神経が乱れることで血管が収縮して血流が滞ってしまい、身体の痛みやめまい、耳鳴り、冷えやむくみ、不眠、肩こり、手足のしびれなどの症状が起きていることが多いです。
また首の上部には血管や神経が集中しています。首や肩のこり、筋肉の固さから血管や神経を圧迫してしまい、脳への血流や自律神経に悪影響を及ぼして様々な症状が起きていることも多いです。
全身の状態を徹底的に検査し、血管や神経を圧迫してしまっている筋肉の固さを取り除いたり、関節や骨の歪みも取り除いていきます。
また内臓状態を検査した上での内臓調整や、脳への血流循環を調整する施術も行っています。
住所:千葉県千葉市花見川区幕張本郷1丁目13-8
TEL:043-379-5690
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整体KOTOBUKI-寿-